暑い! 暑い! とにかく暑い!

連日の猛暑で、みんなまいっていると思います。 特に水害の地区の方々のことを考えると本当に心が痛みます。

 

最近の日本の夏は暑すぎます。

東南アジアなんかより暑いと思います。 特に、東南アジアでも島国や海外沿いの、シンガポールやバリなんかよりも日本の夏は確実に熱いと思うのです。 日本の方が北にあるので、日照時間が長いことも日本の方が暑いことの原因だと思います。

 

そして、暑い地域のねじれ現象とでもいうのでしょうか、日本で今、夏に一番涼しいのは沖縄ではないでしょうか?

沖縄の気温を見るといつも31~2℃程度です。

南国沖縄から「夏は涼しい沖縄」ですよね!

 

東京のあまりの暑さに、北海道やヨーロッパに避難したくなります。

でもそこで大きなジレンマにぶつかります。

 

北海道やヨーロッパは東京より涼しいことが多いですが、家にエアコンが無いのです! (最近はエアコンがある家も多い)

そして、気候変動で意外と暑くなる日が多くなっているのです。

 

エアコンが無いところで、熱波が来て、暑くなると悲惨です。

私は一度、息子が3歳の時に、アトピーで汗をかくとかゆみが増すので、お盆の航空券が一番高い時に母の出身地である北海道へ避難しました。

そしたら、その時北海道は異常な熱波に襲われて35℃越え。 エアコンの無い叔母の家で、悲惨な目にあいました。 叔母が倉庫から扇風機を出してくれたのですが、それが何年ぶりかに出したと言っていて埃だらけでした。 せっかく息子のアトピーが良くなるようにと北海道に連れてきたのに、ほこりまみれの風にあたる羽目になるとは、叔母には申し訳なかったですが、息子も可哀そうでした。

 

気晴らしに、息子を連れて旭山動物園で白熊でも見て涼しい気持ちになって、その後富良野のラベンダー畑で涼しい風にあたろうと、その計画を叔母や従兄たちに話しました。

すると、北海道民みんなから、必死の形相で止められました。

 

「そんな、ところに行ったら暑くて倒れるよ!」と言われました。 涼しいイメージのある旭川や富良野は北海道で一番暑いそうです。

そんな悲惨な目にあったので、それ以降、夏に北海道へは絶対に行かないと決めました。

 

それと同じことがヨーロッパにも言えます。

熱波がきたら、エアコンが常備されていないヨーロッパは悲惨です。

 

でも、熱波がなければ一般的には北海道もヨーロッパも涼しいので、どちらを取るかは賭けです。

一昨年、イギリスに8月の初旬に行った時は涼しくて、快適でした。 日によっては、8℃まで下がった日があって、寒いぐらいでした。 でも、同じ年に私より1週間後に同じくイギリスに行った知人は、熱波に当たり、32℃だったそうです。 エアコンが無くて、倒れるかと思うぐらい本当に辛かったと言っていました。

 

なので、今年、息子が一人でイギリスの実家に行っていますが、お土産に冷え冷えグッツをたくさん持たせました。 基本的に冷え冷えグッツは、日本の方が良い物が出ています。 冷え冷えお昼寝枕とか、ひんやりマットとか。 エアコンが無いので、かなり役立つと思います。

 

これらを考えると、暑い夏はエアコンのある日本にいて、家から出ないで過ごすのが一番ですよね。 後はどうやって家から出ないで過ごすかという問題を解決するにはどうしたらいいか・・・。 35℃以上になったら、気象庁は高温注意報などという生ぬるいものではなくて、高温警報にして、もう会社や学校を休みにして、自宅待機指示を出してもらえないですかね? そうしたら、みんな堂々と家にいられるのに・・・。

 

ひたすらエアコンの効いた家に引きこもる。 もしくは、北半球を脱出して、冬の南半球に行く!というのが一番涼しく過ごす方法な気がします。