息子が3週間、一人でイギリスに行っています。 その間、図らずもそれは私の自立の準備になったということを書きました。

 

息子の自立は母の自立 子育て終わり・・に向けて練習?

http://shimizuchie.com/morau-okagesama/son-and-mother-indipendent/

 

 

息子に頼られなくなった自分

 

あんなに心配したのに、息子は英語でイギリスの家族とコミュニケーションを取り、年齢が近い私の友人の息子とも仲良く遊び、ホームシックにもならずに楽しくイギリス生活をエンジョイしているらしいです。 私に、ほとんど連絡もくれません。

 

このことは、改めて息子の成長を実感させてくれたと同時に、息子が数年後には私の元を離れていくんだという現実も突きつけてくれました。

 

そう、息子は2歳の時に保育園の発表会で泣いてしまい、「おでん、ぐつぐつ体操」ができなかったあの小さな息子ではないのです。 (←しつこい?)

英語に困って絶対に連絡がくるだろうから、夜、寝不足(時差で)になるかも~。

とか、

途中で嫌になって帰りたいとか言われたら、とりあえず私が駆けつけられるように飛行機代の予算とっておかなくちゃ・・・

などと考えていた私の予想が1㎜も当たらず、そう、もう息子は年齢的に未成年だしまだ稼げないだけで、でも他のところに行ってもちゃんと生活してやっていけるのです。

 

突きつけれれた現実

 

さて、嬉しくも寂しい現実を前に、私は戸惑いました。 今も少し戸惑っています。

そして、否応なしに、数年後に私はどうしたいのかということを真剣に、現実問題として考えなくちゃいけないと思わされました。

 

今まで、他人からいくら「小学校出たら、あっという間に成人だよ」と言われても、実感が全く湧きませんでした。 そんなのまだ先の話だと思っていました。

それは、世の中のママ達はみんな同じだと思います。

 

なので、その日が突然きて、息子(あるいは娘)が自立して家を出てしまうと、子育て終了も突然きた感じがして、何をしたらいいか分からなくなってうつになってしまったり、燃え尽き症候群になってしまったりするのかも知れません。

 

なので、そうならないためにも、これを機に今から何をするか考えて、それを目指して動いて行こうと思いました。

 

子育て終了後を楽しく

 

そこで、思った私が目指す生活は、

 

*海外と日本を行き来する生活 (イギリスと日本に拠点を持って、他の国にも仕事でちょくちょく行く)

*通勤はしたくない (今さら、体力的に無理!)

*社会に貢献できるプロジェクトを立ち上げているか、支援などで関わっている

 

と、こんな生活です。

 

でも、考えてみれば、

 

*イギリスに拠点(実家)はあるし、年に2回は帰っているし、海外も仕事で行っています。

*通勤は役員をしている会社に行っているけど、ラッシュを外しているし、毎日ではありません。

*社会に貢献できるプロジェクトは、自分で主体的にやっていませんが、プランジャパンのマンスリーサポーターで3人の子供のサポートをしています。

 

こうやって棚卸しをしてみると、結構やりたいことを手掛けているんですね、私。

後は、そのレベルを上げて理想に近づけて行けばいいわけです。

 

*イギリスへはもっと何か月か滞在する。 海外の仕事も増やして、アジアとかは日本にいる間は月一回ぐらい行く感じにする。

*ラッシュの電車通勤はしない(←改めて、絶対しないと決めた!)

*社会に貢献できるプロジェクトは、先ずは一番先に取り組みたい問題を考えて、年内に何か行動してみる。

 

と、考えました。

 

すると、不思議なことに、夕方に電話がなり、「月に1回、中国で会議が必須」のプロジェクトの話が来ました。

まだ、決まるか分かりませんが、「月に1回ぐらい近場の海外」と思ったらすぐにこの話だったので、驚愕しました。

唯一の問題は、会議がANAが直行便を飛ばしていない都市なので、大韓航空か中国東方航空に乗らなくてはいけないことです。

「怖いので、絶対に、絶対にANA(せめてJAL…最悪でもキャセイ)じゃないとイヤです!」と言ってしまいました。

 

どうやら、私の子育て終了後計画を叶えるためには、飛行機恐怖症も克服しなくてはいけないみたいです。

 

子供が自立してからでは遅い! 子供が中学生になったら、子育て終了後の自分の将来に向けて準備し始めることをお勧めします。