お料理が苦手なら先ず備えるべきは、パセリ！

先日、私は料理を手放したいということを書きました。

 

私は料理を手放したい

http://shimizuchie.com/morau-okagesama/not-to-cook/

 

料理は得意ですし、好きなのですが、もう時間効率が悪いので、手放したいんです。

 

そのことを書いていて、以前、週3で通訳に行っていた会社のＯさんからうけた相談を思い出しました。

 

料理が苦手なＯさん

 

Ｏさんは、20代後半の女性で北海道から大学の時に東京に出てきて一人暮らしです。　私がそこの会社に行きだしたころは、彼氏がいなくかったのですが、2か月後ぐらいに彼氏ができました。　そこで、Ｏさんから、料理について相談されていました。

 

Ｑ（Ｏさん）：　私、料理が苦手で、ハンバーグもいつも焦がしてしまうし、今まで一人暮らしだったけど、大学の頃は寮だったしで、きちんと料理をしたことがないんです。　

本当に面倒くさいし、やりたくはないのだけど、彼氏がなんか手料理を期待しているみたいで、無言のプレッシャーが・・・。　

清水さん、料理を教えてもらえませんか？　私、ハーブとかも全く使えないので、ハーブもどれをそろえていいのか分からないんですけど、何を買ったらいいですか？　

 

それに対して、私はこう答えました。

 

Ａ（私）：　Ｏさんは、料理をしたいの？　それとも、彼氏がそういうから嫌だけどやりたいの？

 

Ｑ（Ｏさん）：　私は、最低限の簡単な料理ならできます。　でも、できれば料理なんて、しなくていいならしたくないです。　今は付き合ったばっかりで、なんか言いだしづらいし、彼は無理しなくていいと言ってくれるんですが、そういいながら期待されているのが分かります。　

なので、簡単で見栄えのする料理を２、３品教えてもらえませんか？　それをローテーションして当面ごまかします。　そのうち、落ち着けば彼氏の期待もなくなっていくでしょうから。

 

なんて、頭のいい子なんだと思いました。　とりあえずの解決策をきちんと自分で考えた上で相談してきていて、そこまで自分で無理するつもりもない。　自分のこともきちんと分かっている。　彼氏のこともしっかり分かっていて、付き合い始めで盛り上がってるだけだけど、そこに当面は合わせてあげようということらしいです。

 

私はう～ん、と考えて、こう答えました。

 

ハンバーグには氷

 

Ａ（私）：先ず、ハンバーグを焦がしちゃう件だけど、氷を入れるといいよ。

 

Ｏさん、「氷～？」と、びっくりしています。

 

そう、これ結構知れている裏ワザです。

ハンバーグを片面焼いたら、裏にひっくり返す前に氷を真ん中に刺してからひっくり返すと、中に火が通りやすいんですよ。

水分は蒸発するから大丈夫。　でも、氷を入れるにしろ入れないにしろ、焼くときに蓋をしない方がいいです。

 

それから、こう答えました。

 

いやなことをしないと成り立たない関係は続かない

 

「Ｏさんは、ちゃんと状況を冷静に見ていて、自分に無理をして彼氏に合わせるつもりが無いからいいけど、本来なら”料理できないけど彼氏のプレッシャーが・・・”という相談なら、正直に彼氏に料理ができないと伝えたほうがいいと答えた思う。

無理して嫌な料理をしたところで、続かないし、そんな関係は苦行でしょ。」

 

そう言って、私は自分の元夫がとにかく良く食べる人で、料理が相当の負担でつらかったことを話しました。

 

その後、彼女にこう答えました。

「２，３簡単な料理を覚えるよりも、使いこなせないハーブ買うよりも、とっておきの方法があるよ～。」

 

パセリを飾れば大抵は大丈夫！　青のりでも代用可能。

 

「それはね、パセリを買うこと！」　

 

「生を刻んでもいいけど、常備しておきたいなら、ドライパセリが売ってるから、それでいいよ。　最悪、手に入らなかったら青のりでいい！

どんな料理も、パセリを付けると豪華に見えるのよ～。」

 

そうなんですよ。　どんな、料理でも悲しいかな、パセリを付けるとちょっと豪華に見えます。　特に子供と、男性には効果てきめんです！！

 

レトルトカレーでも、ごはんにドライパセリを散らす。　（あ～ら不思議、豪華～！）　ごまご飯やコーンご飯にすると尚良し。

買ってきたお惣菜は、お皿に盛りつけてパセリを添える。　もしくはドライパセリを散らす。　（あ～ら不思議、おしゃれな居酒屋風。　豪華～！）

スーパーで買ったポテトサラダも、お皿に移してパセリ。　（あ～ら不思議、自家製ポテトサラダに大変身。）

同じく、スーパーで買ってきたから揚げやコロッケも、お皿に盛りつけてレモンと一緒にパセリを添える。　ドライパセリなら振りかける。

 

試してみてください。　相手がシェフとか、よっぽど美味しいものに慣れている人でもない限り、最近のお惣菜は美味しいので、男性にはバレません。

（女性にはすぐにバレます）

 

大事なのは、「お皿に盛りつける」ことと「パセリをちょこっと使う」ことです。

 

もし、「今日のポテトサラダは前回のとなんか違う」と言われたら、「分かる～？　調味料変えてみたんだけど・・・。」とか「秘密の隠し味入れてみたんだ」とか、「ネットでみた新しいレシピで作った」って言えば絶対にバレません。

 

パセリは一度生を買うと、茎を水につけておくだけで、根が出てきて増やせますし、それをキッチンに常備しておけばいつでも使えます。

 

もしくは、ドライパセリは安く買えるし、最悪の場合、青のりでも代用できますよ。

 

さて、Ｏさんはその後、すぐにドライパセリを購入。　私の入れ知恵通り、レトルトカレーでもパセリ、お惣菜もお皿に盛ってパセリを実践しました。

そして、その後しばらくして、その彼氏と結婚しました。

 

お料理が苦手なら、無理して料理せずに「パセリ」を使いましょう～♪