突然始まった事業

私事だが、海外企業と日本企業をつなぐコーディネートやコンサルティング業務を、突然3月からスタートすることになった。

以前から、海外展開を検討している起業家個人へのコンサルティングや、アドバイスなどはやっていた。 しかし、どちらかというと自分はB to Bの方が得意なので、企業間のプロジェクトをやりたいと思ってはいたのだ。 でも、まさかこんなに急に、こんな形で事業展開することになるとは思ってもみなかった。

 

日本と海外を繋げる

私にとって、日本と海外の言葉の違いや考え方の違い、文化・習慣の違いというのは興味の対象であり、いつも楽しい発見だ。

「外国人の考えることはサッパリわからん!」とか、

「まったくもう、外国人はおおざっぱでいい加減でルーズなんだから~!」と

頭にくることもあるし、

日本人に対しても

「もう、ぐちぐちうるさいな! 細かすぎだよ~。」とか、

「いったい誰が責任者なわけ?」とか、

「出た、前例がないという常套句!」とか、しょっちゅう思う。

 

でも、そんなことを乗り越えて、一つの目標に向かって一緒に仕事をしていくのはとても楽しいし、人と人を繋げさせてもらえるのは嬉しい。

 

私の好きなテレビ番組に、和風総本家の 「世界で見つけたMade in Japan」 という企画がある。

これは、海外で使用されている、ちょっとニッチな日本製品を紹介する番組。

その製品を使っている外国人ユーザーの様子を紹介する。

とても大切に使っていて、「これじゃないとダメ。」 とか 「この製品のこんなところが良くてずっと使っている」とかいう場合がほとんど。

 

そして、ユーザーに、日本でその製品がどのように作られているのか、実際に日本の職人が作業している様子を撮影したものを見せるのだ。

たいてい、びっくりするような職人の技が紹介され、またひとつひとつ丹精込めて丁寧に作られる様子が映っている。

それを見たユーザーが驚き、感動して、さらにその製品への愛着がわいていく。

 

その後、その製品を作っている職人に、ユーザーが使用しているところや、「これじゃないとダメ」と言っているところや、ユーザーから職人へのメッセージ動画を見せるのだが、これが感動なのだ~。

たいていの職人さんたちが、製品が大切に使われている様子に先ず感動して、その後のメッセージで感動の涙~。 見ている私も毎回号泣する。

自分の仕事が評価されるって嬉しいし、自分が思いを込めて作った製品を大切に使ってもらえるって嬉しいだろうな~と心底思う。

 

そしてもう一つ、似ているけれど私が好きな番組で ニッポンに行きたい人応援団 という番組がある。 これは、外国人で「極めたいことがあるから日本に行きたい」と言う人を日本に招待して、その極めたいことの達人のところを訪れるという番組。

 

極めたいことは、本当に人それぞれ。 例えば「お好み焼き」とか、「浮世絵」とか、「甲冑づくり」とか本当に様々。

これも登場する外国人の、極めたいことへの熱い思いが凄くて、びっくりする。

そして、達人のところに訪れると、大抵の場合、達人もその熱意に驚いて、親切にいろいろ教えてあげるというのが定番だ。

これを見ると、「同じ思いを共有することって国籍も文化も簡単に越えちゃうんだな~。」 と本当に実感する。 スポーツやアートはその代表的な例だと思う。

 

この二つの番組のような、海外と日本を繋げることのビジネスバージョンを、なにか仕事としてできないかな~と思っていた。

そしたら、急に、別の仕事でいただいたご縁で、思い描いていたような仕事をさせてもらえることになった。

なので、今急にコーディネート事業をやることになって、ウェブも整備しなくちゃいけないし、会社も株式会社化を検討したりで、環境が目まぐるしく変わっていく。

本当に、人生は、いつどこで、どうなるかは分からない。

 

ご縁をもらうには

 

一つ実感したことは、そういったご縁をもらうには、常に目の前の人に誠実に真摯に親切に対応することだと思う。

聖人じゃないから、できない時もあるけど。

 

前回、展示会で「顧問になりたいと言ってくる迷惑なおじいちゃま」について書いた。

でも、同じく展示会で、ふら~っとブースに立ち寄ってくれたおじいちゃまに、真摯に対応して技術説明をきちんとしたら、その方がだれもが知っているあの自動車会社のグループ会社の会長だったことがある。 (そして、後に会長とメル友になった!)

 

また、Tシャツにサンダルでブースに来たオジサンに、同じようにきちんと対応したら、その方は某医療機器会社の取締役だったこともある。

 

こういった、自分が欲しいご縁を持っている人と迷惑な人との見極めは非常に難しい。

そもそも見分けることなどできないのかも知れない。

迷惑おじいちゃま達は、私がどんな時もきちんと真摯に対応しているか、試練のために来るのか?とすら思う。

そこで、腐って真摯な態度を止めて、外見で判断して適当な対応をすると、いいご縁をもらえないのかも知れない。

くじけずに、ずっと真摯に対応するとご褒美にいい縁をもらえる仕組みなのかもしれない。