カウンターで手続き

 

最初に自動チェックインの機械でチェックインしようとしたのですが、「ここでは手続きできないのでカウンターへ」と記載された紙が出てきました。

カウンターの列を仕分けるスタッフの方に「子供一人旅なんですが・・・」と伝えると、ビジネスクラスのカウンターに案内されました。

 

そこで、パスポートと子供の引き渡すときに必要となる書類を渡します。

(予約編 http://shimizuchie.com/morau-okagesama/unaccompanied_minor_3/ )

 

実際の書類

 

スタッフの方が、必要な部数をコピーしてくれるので(今回は全部で3部でした)、3部全てに、指示されたところにサインします。

 

荷物を預け、航空券(フライトチケット)が発券されて、その裏に荷物のシールを貼ってくれました。

息子は「オレ、窓側がいい」とか言っていますが、当然のことながら座席指定はできません! CAさんの目が届きやすい席になります。

 

そして、これらの書類とパスポート、航空券はパスケースのようなものに入れて渡されました。

パスケース

これを首から下げるのですが、中2男子には恥ずかしいらしい。

 

名前、話す言葉、最終目的地、フライト番号、日付、アレルギー情報が記載されており、中に入っている書類も分かるようになっています。

左上のUMは「大人が同伴しない子供」Unaccompanied Minor だと思われます。

ここに、私が事前に準備したイギリスの入国カードと、入国審査官に渡す同意書も入れておきました。 (予約編 http://shimizuchie.com/morau-okagesama/unaccompanied_minor_3/ )

 

入国カードは事前に手に入れづらいと思いますので、現地でスタッフの方がサポートしてくれるはずので、無くても大丈夫だと思います。

しかしながら、イギリスの場合、同意書は絶対に持たせた方がいいです。

審査官が不審に思った場合は必ず確認の電話が来るし、このサービスを利用して旅をさせること自体が、子供のことをしっかりと考えている証拠なので人身売買の可能性は低いとみなされるはずですが、とにかく入国管理では何が起こるか分かりません。

電話が来て英語で対応できるならまだなんとかなると思いますが、英語に自信がないなら、書類だけでも万全を期しておいた方が無難です。

 

これで手続きが終わり、待ち合わせ時間を指定され、その時間にカウンターの前にあるベンチで待っているようにと告げられました。

それから、飛行機が実際に出発するまでは空港内にいるよう、掲示板に出発と表示がでるのを見届けるよう念を押されました。

 

両替時の注意

 

指定された時間までに、現地の通貨への両替をし、息子にお金を持たせました。

イギリスはすでにキャッシュレス社会なので、スーパーやちょっとしたコンビニのようなお店ですら、無人レジを採用しています。

無人レジでは現金でも払えるところが多いですが、現地通貨に不慣れだとわたわたして時間がかかってしまうし、カードは便利です。

 

カードを持てない中学生は、現金のみとなりますが、ここで注意!

お財布に高額紙幣が入っていると、狙われます。 支払いをする時に意外とお財布を見られています。

特に子供が高額紙幣を持っていたら、取ってくれと言っているようなものです。

なので、全て10ポンド紙幣で持たせました。 そして息子には3枚ぐらいしか持ち歩かないように伝えました。

 

 

手荷物検査~出国手続き~機内へ

指定された時間にカウンター前のベンチに戻ると、グランドスタッフの方が現れました。 お互い挨拶をして場が少し和んだ後、スタッフの方が必要書類が入っているかパスケースの中身を確認しました。

そして、「ではこちらに~」と手荷物検査の入り口に案内されました。

そこで、「ご家族の方はここでお見送りとなります」と言われ、息子はグランドスタッフに付き添われて、手荷物検査に。 その直後に、クルーがぞろぞろこちらに向かってきたので気づいたのですが、乗務員専用の手荷物検査の列でした。

空いていると思ったら、乗務員用のレーンでした。

 

スタッフに付き添われて出国手続場へと向かう

後に来た息子からのメッセージによると、出国も乗務員専用のところを通って出国したそうです。

そして、グランドスタッフの方から、CAの方に引き渡され、他の乗客が登場する前に、一番最初に機内に案内されたそうです。

 

 

出発

 

さて、手荷物検査のところで息子を見送った後、私は飛行機が実際に出発するまで空港にいなくてはいけません。

少し、カフェに入って時間を潰て、デッキで出発を見送りました。

 

息子の乗っている飛行機がゆっくりと動き出しました。 見ているこっちの方が緊張します!

いよいよ出発です

 

そして飛び立ちました。

あ~、見えなくなっていきます。

 

その時に、携帯に着信音が!

見ると、KLMからのショートメールで、息子の飛行機の出発を知らせるものでした。

到着予測時刻も記載されています。

 

念のため、デッキから出発ロビーに戻りましたが、KLMのカウンターはすでに誰もいなかったので、そのまま帰宅しました。

 

出発はショートメールでお知らせがきますが、到着は連絡が来ません。

ですが、KLMのサイトでフライト状況を確認できます。

KLM運行状況 https://www.klm.com/travel/jp_ja/prepare_for_travel/up_to_date/arrivals_departures/index.htm

 

 

ここで、フライト番号と日付を入力する

運行状況が表示され、到着予測時刻、到着済みなどが表示される

 

さて、こうして息子はイギリスへ一人で出発しましたが、今後息子が帰ってきたら話を聞いて、乗り換え偏や到着編もお届けします。