息子が一人でイギリスに3週間行ってきた時に利用した、国際線の子供一人旅サービス、(Unaccompanied Minor) について、息子の話をきき、補足します。
今までの記事
国際線の子供一人旅
http://shimizuchie.com/morau-okagesama/unaccompanied_minor/
国際線の子供一人旅 その2 航空会社の選定 (中学生の一人旅は要注意!)
http://shimizuchie.com/morau-okagesama/unaccompanied_minor_2/
国際線の子供一人旅 その3 予約編
http://shimizuchie.com/morau-okagesama/unaccompanied_minor_3/
国際線の子供一人旅 その4 出発編
http://shimizuchie.com/morau-okagesama/unaccompanied_minor_4/
日本人CAが担当してくれるわけではない
上記記事に書いたように、アムステルダム経由ニューカッスルのKLM便で子供一人旅サービスを利用して、イギリスへ一人旅だった息子。
先日無事に帰国したので、途中のいろいろな話をきいておきました。
先ず、フライト中に息子を担当してくださるCAさんですが、東京発は日本人CAが乗務しているから、日本人CAが担当してみてくれると勝手に思っていました。
ですが、全くそのようなことはなかったそうです。
考えてみたら、そうですよね。
東京発だと、日本人CAは日本人の乗客を担当するだけで、大変ですよね。
だったら、お酒飲んで暴れたり、不平不満を言ってどなりはじめたり、周囲の客ともめ事を起こしてケンカを始めたりするリスクは無いお子様は、外国人CAでも全然問題ないですよね。 本当に困った時だけ、日本人CAを呼べばいいだけの話ですよね。
ビジネスクラス、からの~キッズラウンジで大満足
息子は、行き(成田→ニューカッスル)の機内ではCAさんの話す全く英語が分からず、「これから3週間どうしよう・・・」と真っ青になったそうです。
でも皆さんとてもフレンドリーで、ちょくちょく気にかけてくださって、気さくに話しかけてきてくださったみたいです。
そして、着陸する30分ぐらい前に、息子はCAさんに「こっちへ来て」と言われ、ビジネスクラスに移動したとのことです。
前にも書きましたが、多分、到着して、機内から降りるときに、他の客に紛れて見失わないように、しっかり見張れるビジネスクラスに移動させられたのだと思うのですが、息子は「自分がとてもいい子にしていたから、ご褒美にビジネスクラスに乗せてもらえた!」と大喜びしていました。
そして、アムステルダムに到着したら、他の乗客が全員降りた後、CAさんと一緒に飛行機を降りたそうです。
そのCAさんが、アムステルダム空港にあるキッズラウンジ(子供一人旅専用の待機する部屋)に案内してくれたそうです。
キッズルームの写真がないのですが、ソファーもあり、テーブルもあり、充電できるコンセントが装備されている席もあり、無料WiFiもあったそうです。
もちろん、そのラウンジにトイレもあり、おやつや飲み物も好きなだけ取れるようになっていたそうです。
息子はキッズラウンジを、むちゃくちゃ気に入っていました。
6時間ぐらい待ち時間があり、心配したのですが、快適だったみたいです。
(本当は1時間45分後に、ニューカッスル行があるのですが、お子様一人旅の場合は乗り換えに2時間以上余裕を持たせないといけない決まりだそうです)
そして、乗り換えの便の時間になると、スタッフの方がキッズラウンジに来てくれて、搭乗口まで案内され、その便のCAさんに引き渡されたそうです。
帰りも、同様だったそうです。
入国審査の時もスタッフが同伴
そして、ニューカッスルに着いたら、やはり飛行機からはCAさんと一緒に一番最後に降り、スタッフの方に引き渡され、その方と一緒に入国審査に臨んだそうです。 一人にされてしまうのかと不安でしたが、ついていてくれたそうです。
地方空港なので、そこまで長い列ではないと思ってはいましたが、それでも並ばずに、むしろ並んでいる人を差し置いて、横入りで、入国審査を通ったそうです。
ある人から聞いた話では、スタッフは遠くで見守っているものの、入国審査は一人で通過しなくてはいけないということだったので、凄く心配していました。
特に、ロンドンなどは混雑がひどくて、場合によっては1時間以上かかります。
(日本人は事前登録すると自動ゲートに行けますので、お勧めです)
そうすると、荷物がかなり長い間放置されてしまうので、スタッフが取っておいてくれるにしたって、どれが息子の荷物か分からないのに、どうするんだろうか・・・と不安に思っていました。 なので、今回、スタッフがずっと入国審査の時もついていてくれたと聞いて本当にほっとしました。
そして、荷物のターンテーブルのところも一緒に手伝ってくれ、無事、向こうの家族に引き渡されたそうです。
参考までに、お子様一人旅用の荷物にはこんなタグを付けてくれます。 やっぱり、ちゃんと分かるようにはなっているんですね。
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