「おかん」は息子の中学校ジャージを着ている

 

昔、「おかんの生態」的なおもしろいCMがあって、メールの変換ミスがひどいとか、テレビと会話しているとか、おかんあるあるネタのCMがありました。

その中に、「俺のお下がりのジャージを着ている」というのがありました。

その言葉とともに、お母様が「小林」だの、名前がマジックで書いてある中学校のジャージを家で着ている画像が出てきて、大笑いしたのを覚えています。

 

「いやだ~、ジャージなんて着る~? しかも中学校の~?」と、当時は言っていました。

 

イギリスにまで学校ジャージを着て行った息子

 

うちの息子の中学校のジャージは、息子が絶賛着用中で、イギリスにまで名前の入った中学校ジャージを着て行っています。

イギリスの家族が写真嫌いの息子の写真をなんとか撮ってくれて、送ってくれるのですが、学校のジャージを着ているので、いまいちイギリス感がありません。

せっかくイギリスチックな写真をとって、セレブ感を演出しようとしている私の思惑が見事に打ち砕かれています。

 

愛子さまのイギリス短期留学で、息子もセレブだと勘違いされている件

http://shimizuchie.com/morau-okagesama/aikosama-england/

 

私は送られた写真を見ながら、息子がイギリス生活を満喫している様子を見て安心するとともに、「ちっ、またジャージか~! これじゃあ、女子に見せられないな~!」とちょっと地団駄を踏んでいます。

 

なので、ジャージはまだ私に回ってきてないので大丈夫なのですが、問題は息子のTシャツです。 今日、息子が不在の間に、小さくなった服を整理しようとしていました。 そして、息子が、「これ、もう小さいから」と置いて行ったTシャツを見ました。

 

ちょっとしか着ていないTシャツが全て小さくなっていた

 

そして「え~、これ、買ったばっかりじゃん! もう小さいの~!」と、びっくりしました。 去年の夏に、大き目だけど・・と思って買ったTシャツが全滅です。 身長160㎝用なので、私も着られるサイズです。

しかも、息子はアトピーで肌が弱いので、すべてコットン100%のものです。 中にはオーガニックコットンのものもあります。

― いや、もう息子が小さいころ悩まされたアトピーはほとんど完治していて、かゆがることはここ何年もありません。

今、かゆがっているのは、部活で汗をかいてタオルで拭かないでそのままにしていることでできた、あせもです!

 

でも、私の中ではいつでも、「アトピーでかゆくてかわいそうだった2歳児の息子」がいるので、Tシャツを買う時に必ず、「息子は肌が弱いから、コットン100%とか、いいものを買わないと~」となっていたのです。

現実には、息子は、部活用に買ったユニクロのエアリズムとか、速乾性のある、今はやりのシャラシャラのTシャツが気に入って、そればっかり着ています。

 

まあ、とにかく、私の前にまだ比較的きれいな、コットン100%のちょっとお高めのTシャツが残されているのです。 やっぱり、捨てるのははばかられます。

でも、中学生男子のTシャツなので、色が暗い色ばかりです。

黒、グレー、茶色、紺・・・。  せめて、小さいころのように、赤とか、水色とか無いのか?と思うのですが、中学生になった息子は、なんのこだわりか、本当に暗い色しか着ようとしません。

 

こうして、どんどん私のコンセプトは崩れていくのでしょうか・・・。

 

私の部屋着コンセプトが崩れていく

 

私が読んだ本によると、お金持ちと結婚したかったらワンピースを着てハイヒールがマスト! 部屋着もキャディーカラーのふわもこや、ロングTシャツなどのワンピースっぽい感じで、とありました。

部屋着でも、誰が見ているわけではなくても、自分が見ているので、セルフイメージのためにも絶対にかわいい部屋着が必須らしいです。

 

でもさ~、私、お金持ちと結婚したいというより、どちらかというと、それ以前に自分が大金持ちになりたいんですよね~。(←というよりは、2度と結婚などはしたくない!) そんな他力本願じゃなくて、自分でいろいろ実現したいの。 なによりも、自分のお金ってところが重要なのよ~。 自分のお金で、自分の好きなことしたいだけ!

と、その本にツッコミは入れているのですが、でもどうせなら貧乏よりお金がある人と付き合う方がいいし、その本からは「お金持ちのセルフイメージを作る」ってところを取り入れていたんですよ。

 

だから、いつも家でもピンクだのを着ていたんです。 (外ではほとんどワンピースです)

 

それなのに・・・。 今日、一気に土色や黒、グレーなどが私の部屋着が入ってるケースに加わり、異彩を放っています。

そして、

「絶対に、絶対に、ここまでで食い止める! 

息子の中学校ジャージだけは着ない! 

たとえそのジャージがバカ高かったとしても、だ!」

と、1セット1万9千円した中学校ジャージ姿の息子のイギリスからの写真を見ながら誓うのでありました。

 

息子のジャージ、ダメ、絶対!