3週間、ひとりでイギリスのじいじ、ばあば、おばに会いに行くことになった息子。
http://shimizuchie.com/morau-okagesama/unaccompanied_minor/
お子様一人旅サービスを利用するのに、KLMオランダ航空にすることに決めました。
http://shimizuchie.com/morau-okagesama/unaccompanied_minor_2/
コンテンツ
予約はカスタマーセンターで
さて、今回は予約についてです。
まず、お子様一人旅サービスを利用するには、ウェブ予約はできません。
ウェブでフライト情報や料金を確認して、KLMのサービスセンターに電話をしました。
https://www.klm.com/travel/jp_ja/customer_support/customer_support/contact/about/flight_bookings.htm
電話で、日付、行き先を告げると、担当の方が予約状況を見てくれました。
すると、担当の方が、一つ問題があると言います。
なんでも、アムステルダムの乗り換えでニューカッスル行きは1時間45分後にあるので、通常はこれを予約するのだけど、子供一人の場合は、乗り継ぎ時間が2時間以上ないと予約ができないそうです。 なので、KLMではなく、エールフランスにして、パリのシャルルドゴール乗り換えにしたらどうかと提案されました。 予約はこの電話でそのまま受けられるとのことです。
パリ経由は絶対に避けるべき! (フランスに行く場合以外)
私は思わず反射的に
「え~! パリ! パリは絶対に、絶対に、ダメです!」
と言ってしまいました。
なぜかと言うと、フランスはストライキばかりで交通機関はあてにならないからです。
しかも、エールフランスはバカンスシーズンになると必ずといっていいほどの頻度でストを行います。
イギリスやフランスに住んでいる時に、何度そのニュースをテレビで見たことか。
フランスに住んでいる時に、何度ストライキで電車やバスが止まって、酷い目にあったことか!
そして、必ず窓口対応のフランス人が言う言葉は「私は知らない。 私の問題ではない。」 そう言って、なんの対応もしてくれずらちがあかない・・・それがフランスなのです。
中2の息子をそんなところに一人で送るわけにはいきません。
アムステルダムの空港には、ちゃんとお子様一人旅の子供が乗継便まで待機できる部屋がある。 軽食も出してくれる!
そのことを担当の人に説明して、アムステルダムでお願いしたいと伝えました。
すると、「6時間近く待たなくてはいけないですが、本当によろしいのですか?」と確認されました。
私が「搭乗ゲートのところで待つのですか?」 と聞くと、そうではなくて、ちゃんと子供が待つ部屋があり、軽食も出してくれるとのこと。
だったら、大丈夫と思い、ちょっと長いけどそのままアムステルダム経由で予約しました。
費用は東京ーヨーロッパで片道約3万円加算される
さて、気になるお値段ですが、
成田―アムステルダム―ニューカッスルの往復運賃に加えて、お子様一人旅サービスの費用が往復分で約6万円かかりました。
そして、とりあえず予約ができました。
次は予約確認のメールがすぐに来るので、そこに記載されているフライト内容や名前のスペルなどを確認して、問題がなければ期日(3日以内ぐらい)までに再度電話して、カード決済の手続きをします。
カード決済をする際か、その後でもいいので、出発日までにこちらの見送り人と向こうの出迎える人の名前・住所・電話番号を再度電話して登録します。
当日までに準備する書類 入国審査対策はとにかく慎重に!
さて、これらの手順を経て予約が完了すると、当日までに申込の書類を準備します。
サイトでダウンロードできますし、空港で書いてもいいのです。 でも空港で書いてもし間違えがあると、大事になりますから、事前に準備していった方がいいと思います。
そして、これは必須ではないのですが、私は5月に自分がイギリスに行った時にイギリスの入国カードを数枚もらっておき、持って帰ってきました。
それを事前に記載して息子にパスポートと一緒に渡しました。
入国に関してはかなり慎重に準備した方がいいと思います。
国によっては、子供一人での入国は事前にビザが必要だったりします。
日本ではあまり考えませんが、航空会社や空港の人達は子供の人身売買にとても気を付けて見ています。
うちの場合は、受取人との血縁関係がないため、より慎重にならざるをえません。
KLMのサイトにはありませんが、ANAのサイトには子供一人旅でのイギリス入国に関しての注意が記載されています。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/prepare/information/
そして、入国管理の人に見せる同意書の書式があったので、これをダウンロードして使いました。 書式はこれでなくてもいいと思うのですが、まとまっていて使いやすいと思います。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/prepare/information/uk/under18.html
このフォームの「渡航者との関係」にEnglish Grandparent と記載して、下の空欄に私が高校生で留学した時に6年間一緒に住んでいて、今も家族同然で行き来していることを記載しておきました。
そして息子に、入国管理の人にパスポートと一緒に入国カードと、このフォームを提出するように言いました。
さて、これらが必要書類です。 登録した出迎えの受取人の人に
身分証明書を忘れずにもってきてもらうことと、
入国管理の人から携帯に電話がかかってくる可能性があることを忘れずに伝えておきましょう。
それと、航空券の予約で頭がいっぱいになり忘れがちですが、旅行保険に入っておくことは重要です。
自分の旅行保険がカードに付随している人は、案外忘れがちです。 子供の旅行の保険はカバーされないことが多いので、カード会社に確認してみてください。
さあ、これで予約編が終わりました。 次は、いよいよ出発編です!
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