出没地:パーティー、異業種交流会など
先日、社長になるとまるでパリピ?のように、パーティーだの華やかな会合が増えるという話を書いた。
前述のとおり、大抵私は仕事で参加しているパーティーとかでも、いろんな人と話して、会費負けしないようにしっかり飲み食いして、120%楽しんでいる。
でも、たまに「はぁ~?」と思う人に出くわす。 まあ、これもネタとしては楽しいのだが、やっぱりそれなりにダメージも受けるのだ。
そこで、ダメージを食らった例として、パーティーでの、特に立食パーティーに多いのだが、話相手ドロボーについて先日書かせてもらった。 (詳しくはこちら)
こう何度もパーティーに参加していると、大体見ただけで「あ、この人ヤバイかも・・・」と思うのだが、話相手ドロボーは、私が人と話しているところを突然割んでくるので、防げない。 ある意味、死角から突然飛び出してこられるようなものだ。
でも、事前にマークできる避けたい人達がいる。 そのうちの一つが「ご縁の押し売り」をしてくる人だ。
押し売りしてくる人の属性
この人たちで、ダントツに多いのが、ネットワークビジネスの人達。 カッコよく言えばMLM。 平たく言えば「ねずみ講」。
それと、女性は「カラーアナリスト」とか
「なんとか美人講座」を開いている人が多い。
余談だが、(自分のビジュアルは棚に上げて)断言していい!
「なんとか美人講座」と名のつく美容講座を開講している人は、ほぼ100%美人じゃない!
更にいうと、私は今まで何人ものカラーアナリストに会ってきた中で、まともな着こなしをしている人には、たった2人しか出会ったことがない!
大抵、ただただ、人と違うようなド派手な色を着ればいいと勘違いしているか、どこかが残念なのだ。
たとえば、服のコーディネートはいいとしても、顔に全然合っていない…とか。
今更、流行らない昔風のメイクをして超おばさん…というよりお婆さんになっている…とか。
靴が、どうみてもイトーヨーカドーで¥1,980で買ったようにしか見えない…とか。
信じられないぐらいセンスの悪いアクセサリーを付けている…とか・・・。
それか、パーティーに気合が入りすぎて、「キャバクラ?」って感じの派手で下品で場違いなドレスを着てきちゃうか・・・。
まあ、いずれにしろ、名刺をもらって「え?あなたが? そんなビジュアルで商売になるの?」って、心配になってしまう人たちがほとんどだ。 (何度も言いますが、自分のビジュアルは棚に上げてます)
ネットワークビジネスの人達は、結構ランクが上の方の女性で多いのが、お婆ちゃんの定番のド派手な色のプリーツだらけの服(あえてブランド名は避けますが)を着ている。 これを着て許されるのは美輪様ぐらいだと思うのだけど・・・。
パーティーで、これを着ている人はネットワークビジネスの可能性が高いので、私は絶対に近寄らない。
ネットワークビジネスの下の方の人達は、大抵の場合極貧だし、
なんか覇気がないというか、偽物の幸せな顔をしているので、なんとなく分かってしまう。
なんか、貧乏の臭いがするのだ。
つかまったらご縁を押し売りしてくる!
なので、パーティーではこれらの人達をなるべく避けている。 しかし、これらの人達って、やたらと名刺交換をせがんでくるのだ!
売れてないから、必死なのだろうが、本当に迷惑!
そして、二言目には「ご縁ですから~」と言ってくる。 こんな感じだ。
押し売り:「名刺交換してください!ご縁ですから~。」
私:「あ、今名刺持っていないんです。 (持っているけど渡したくないんで~)」
押し売り:「じゃあ、ライン教えてください。 ご縁ですから~」
私:「ラインやっていません。 (本当はやっているけど)」
押し売り:「フェイスブックの友達申請していいですか? ご縁ですから~。」
私:「・・・・。 (・・・・さすがにこれは断りずらい・・・負けた!)」
そして、フェイスブックで友達認証しようものなら、私の友達達にも申請しまくってしまうのだ! だから速攻削除しなくちゃいけない。
そして、こういう人って、やっぱり稼げていないので、会話が全く面白くない! 私もあまり話したくないので、社交辞令の後、ネタを振る気もおきず、気まずい空気がただよう。 すると、彼らは必ずと言っていいほど、こう切り出す!
「いや~、これもご縁ですよね~。」 (運命の出会いだから買って!と言いたい)
「ご縁って、本当に大事ですよね~。」 (私にとって大事なお客ゲットよ!と思っている)
「ビジネスってご縁ですよね~。」 (実力で勝負できないから、こじつける)
ご縁はもらうもの! 押し売りするものじゃない!
もう、本当にその場で
「だから、売れないのよ、あなた!」
と言ってやりたい!
あのね! 「ご縁ですから~!」 じゃ売れないの!
必要なのは「あなたに興味があります! お役に立てることがありますか?」というメッセージなの!
いきなり、電車で隣になった人から、「ご縁ですから、名刺くれ」って言われたらどう思うの?
それより、何か会話があって、「あなたに興味があります。 あなたのことが知りたいし、お役に立ちたいと思うので、よかったら連絡してください!」って、名刺を渡すのが普通でしょう!
もらう専門家の私からすれば、「ご縁はもらうもの」
自分から押し付けるものじゃない!
ビジネスってご縁で成り立っているというのは、本当だし、立食パーティーや思いもよらぬところからのご縁で、すごいビジネスになるってこともある。
でもそういう時って、かならず会話をしている中で、お互いがビビビとくる何かがあるのだ!
それは、「ご縁の押し売り」をしている限りは、絶対に得られないご縁だ。 なぜなら、繰り返しになるが、ご縁はもらうものだから! 自分からもらいに行くのはいいけど、押し付けちゃだめ! 押し付けた時点で壊れちゃう。 この微妙な違いが大きな差になるのだ!
って、ご縁を押し売りしてくる人に対して思うのだけど、まあ、本当にご縁があれば、いつか教えてあげよう。
ご縁の押し売り、お断り!