テロを乗り越えたバングラディッシュの地下鉄プロジェクト

 

先日、バングラディッシュの地下鉄視察団の通訳をしました。

バングラディッシュに2020年、地下鉄ができるそうで、日本もJICAが融資や技術協力をしています。

あんなテロがあったのに、それを乗り越えて、

関係している方々が、日本とバングラディッシュのために、

本当に地道に尽力している姿を目の当たりにしました。

テロのことで、バングラディッシュのいろんな人達が、個人的にはテロと全く関係ないのに、泣いて謝ってきたとJICAの人達が言っていました。

いろんなことがあったので、地下鉄が開通して、バングラディッシュの人達がただただ普通に地下鉄に乗っている姿を見ることができたら、もうそれだけで嬉しいと話されていました。

・・・泣けました。

 

バングラディッシュの視察団の人達は、実際に地下鉄導入に関わっている省庁の方達がほとんどで、英語も流暢で気さくで、楽しく仕事させていただきました。

そして、彼らが口々に、

「地下鉄は国民の夢!」とか

「長年の悲願がやっと実現する」とか、

みんなオジサンなのに目をキラキラさせて語ってくれて、聞いている私も嬉しくなりました。

開通したら、絶対に乗りに行きたいと思います! 

 

バングラディッシュに冷たいお茶はない?

 

さて、この視察期間中、あちこちの見学先でお茶をだしていただいたのですが、9月と言えどもまだ暑いので、冷たいお茶ばかりでした。

すると、皆さんが「冷たいお茶? なんで?」とちょっとびっくりされていました。

 

バングラディッシュには、基本的に冷たいお茶はないそうです。

暑い国なのにちょっと不思議でした。

冷たい飲み物にあまり慣れていないみたいで、1回目ぐらいはいいのですが、何度も冷たい飲み物が出ると、さすがにみなさん「温かいお茶が飲みたい」と言い始めました。

 

ヨーロッパもそうだった

 

そういえば、昔はヨーロッパでも同じだったと、留学していた時のことを思い出しました。

今はあるみたいですが、私が留学していた頃はイギリスにはアイスコーヒーやアイスティーはありませんでした。

 

一度、同期に留学した日本人がカフェで「アイスティー」を注文しようとしました。

すると、何度も聞き返され、彼女は自分の英語の発音が悪いのだと思って、紙にペンで「Iced Tea」と書いたそうです。

 

すると、呆れられて、

ホットティーが入ったカップと、氷が入ったカップを渡されたようで、

呆然とその二つのカップを持って、席に戻ってきました。

 

私が、「何それ?」と聞くと、「アイスティーと何度も言ったのだけど、通じないらしく、カップを二つくれた・・・。」と放心状態でした。

 

その後、家に戻ってホストファミリーに確認すると、「アイスティーなんて無いよ~。 だって、お茶は熱いものでしょ~。」と言われました。

 

グローバリゼーション! すぐに世界で広まる世の中に

 

地球温暖化のせいか、グローバル化のせいか、スターバックスのせいか、アイスティーやアイスコーヒーも今はイギリスに普通にあるみたいです。

あんなに頑なに、

紅茶は熱いもの、

ミルクは先に入れるもの、

と、温かい紅茶にこだわっていたイギリス人が、今では普通にアイスティーを飲むぐらいなんだから、グローバリゼーションの力はすごい。

 

きっとバングラディッシュも、経済が発展して、自販機とかがあちこちに置かれるようになると、一気に冷たいお茶がブームになると思いました。

(ビジネスチャンスは今だ~!)

地下鉄の駅にキオスクや自販機が置かれて、暑いバングラディッシュで冷たいお茶が大ブームになっている光景が目に浮かんでくるようです。

地下鉄の開通、楽しみです~。