私たち日本人が最も苦労するのがRとLです。

そもそも日本語の「らりるれろ」はRとLの中間的な音で、どちらとも言えない音です。

 

で、バイリンガルという訳ではない私も、RとLには苦労しました。

そして、通じる方法を編み出しました。

 

先ずは、ハッキリ言います。 RとLを正しく発音しようとか、きちんと聞き取ろうとか、あきらめましょう~! 私たち日本人ですから~。 でも、インド人だって、あんなに訛っている英語を堂々とネイティブとか言っちゃってるじゃないですか! シンガポール人だって、あの中国的なファンファンした訛りで時制がむちゃくちゃじゃないですか。 いいんですよ、完璧じゃなくても。 言い切っちゃえば。

 

聞き取りに関して言えば、RだろうがLだろうが、文脈からわかるので、不便は一切ありませんので、気にする必要ありません。  本当に心配ないです。 RなのかLなのか聞き取れなくて困る、なんてのは、テストの時だけです。

なので、聞き取りに関してはここでは無視します。

 

さて、発音です。

 

まず、R。

Rは、ちいさい「ぅ」を発音してから「らりるれろ」と言ってください。

「ぅら」「ぅり」「ぅる」「ぅれ」「ぅろ」

これで完璧です。

 

Rの後に母音がない場合は、(starなど)イギリスでは(英語では)普通に音を伸ばせばいいだけなので大丈夫です。

何度も言いますが、これが米語では変に巻き舌したりするので、これが挫折する原因です。

 

英語の発音 私が編み出した伝わる方法 「心臓発作音」

http://shimizuchie.com/morau-okagesama/english-pronounce-u/

 

 

例えば、英語では水「Water」はカタカナどおり、「ウォーター」といいます。

それが、米語だと「ワラ」ですよね。 だから混乱するんです。

なので、ここは「英語」だと割り切って、音を伸ばすだけにしましょう~。

 

次にLです。

 

 

日本だと舌を上あごにつけろとかなんとか、難しいこと言われます。

そんなこと言っても、ただただ混乱するだけです。

 

なので、どうするかというと。

 

「いーーーーーっ」と口を横に思い切り伸ばしてください。

 

そして、その口のままで「ら、り、る、れ、ろ」と言えばいいのです。

 

これも、ある時、友達の口の動きをみていて気づいた方法です。

Glenというクラスの男子の話をしようとしたら通じず、「あの青い服着てたグレンだよ~」って言ったら、友達が「Oh, Glen!」と言った時に、口が横に「いーーー」という感じで広がったのです。 それをみて、Lは口を広げれいいんだ!と気づき、それから私のLの発音が伝わる率が劇的に改善されました。

 

「る、れ、ろ」は多少口が縦に動きますが、最初はそうすると難しいので、とにかく口を横に開きながら「らりるれろ」といってみてください。 そうすれば、Lだと認識してもらえると思います。

そして、この方法だと自然に舌が上あごにつくのが分かると思います。 その感覚を掴んでください。 その後、「る、れ、ろ」は口をもう少し縦に動かしていくといいと思います。

 

Lの後に母音がない場合、例えば、(ALL)とかは、口を横に開いて小さく「る」といいます。  この場合は逆に舌を上あごにつけないとLと認識されにくいですので、しっかりつけて「る」と言いましょう。

たとえば、 shell とか。 なので、は シェ・口を横に開いて舌を上あごにつけて「る」と言います。

 

 

これで、RとLはもう怖くないと思います。