部活の保護者飲み会で質問攻めに会う
息子が夏休みを利用してイギリスに3週間行っていますが、先日息子の部活の保護者の飲み会がありました。
息子は小学校が隣の地区だったところを引っ越して中学に入ったので、入学時には、この中学校に誰も知り合いがいませんでした。 今はたくさんの友達に囲まれて、楽しく過ごしていますが、親の私は息子のお友達の親をほとんど誰も知りません。 同じ部活の男子のママの3~4名ぐらいを知っているだけです。 なので、今回はいい機会だと思って参加しました。
部活全員ではなく、2年生の親の飲み会で、部活自体は男子部と女子部は別なのだけれど、飲み会は合同でした。 そこで初めて女子部のママたちと話しました。
「りょりょの母です。」と自己紹介すると、もう女子のママ達が「あ~、りょりょ君って今イギリス行っているんでしょ~!」とすごい食いつきようで、びっくりしました。
そして、3,4人の女子のママに囲まれ、根ほり葉ほり質問されました。
「イギリスってすごくない?」「なんでイギリスなの?」「いつ帰ってくるの?」などなど、もう次から次へと質問が止みません。 すごい反響で、本当に囲まれた記者会見のような感じです。
「イギリスは私が高校・大学と住んでいたので・・・」
「え~! 何それ~? お父様のお仕事か何か? お父様って銀行員とか商社とか? りょりょママは英語話せるの?」
などなど、機関銃のように質問がどんどん飛んできて、圧倒されました。
こっちは、私がイギリスに住んでいた時のホストファミリーが今や家族同然だから、りょりょはイギリスのじいじ・ばあば・おばに会いに行くだけで、飛行機代しか掛かっていないし、全くすごくはない・・・と説明しようと必死だったのですが、聞いていません。
さらには、「りょりょは将来イギリスに留学するのか?」とか、「どんな職業に着かせたいのか?」とか、なんかやたらとりょりょの将来に関する質問が多くてびっくりしました。
男子のママとの違い
男子のママって、もっとあっけらかんとしていて、「りょりょ君、イギリス行くんだって~! いいね~!」・・・はい、終わりって感じです。
まあ、男子どうしでもう少し事情を聴いているからかもしれませんが、でも中2の息子ってあまりお母さんと話をしないので、その聞いた事情をママ達が知っているかは疑問です。
それにしても、男子のママは基本的に、あまり根ほり葉ほりきいてきることが無いような気がします。
ましてや将来どうするだのの話などは、全くもって出てきません。 だって、自分の息子が将来のことなど考えていないのを重々承知しているからです。
それに比べて、女子のママはすごい。 現実感と、情報を収集しようという気合が凄い!
娘のために将来の有望株を見つけようとしている?
その話を妹にすると、妹は娘と息子がいるのですが、なんとなくその女子のママ達の気持ちが分かるそうです。
妹も、息子(私の甥っ子)の友達の話は別に「ふ~ん」ぐらいで聞いているけど、娘の友達の女子の話は「ライバル的」に興味あるし、男子の友達の話は「娘の将来の旦那さんにどうか?」と思ってすごく興味があるらしいです。
将来の有望株を今から捕まえておけば!的な考えがあるみたいで、妹もよく「○○君は、国立大学に行ったのよ~。 (妹の娘に向かって)○○君と付き合えばいいのに~」とか言っていました。
妹によると、息子の友達の話は、正直、息子を育てるのに必死で、友達のことなんかにかまっていられないそうです。 って、これ私も同じ思いです。 息子の友達がいくら優秀でも、息子があまりにも訳わからない(母親にとって中2男子なんてわけわからない存在です)ので、比べる余裕がないです。 張り合う気力も無いです。
なので、女子のママ達は勝手にりょりょが将来イギリスに留学して、国際的に活躍する仕事に就くのだと思っているみたいです。 いえ、うちの息子の成績ではそれは無理です、と断言してあげたいです。
愛子さまのニュースで勝手なうわさが・・・
しかも、昨日、聞いたところによると、今、愛子内親王殿下がイギリスのイートン校のサマースクールにご参加されるニュースが報道されているせいか、女子のママの間で「りょりょが、有名なサマースクールに参加しているらしい」とのうわさが出回っているそうです!
いえ、ウチの子はセレブとは全く縁のない、イギリスの田舎で毎日遊びまくっています。 しかも無料!
そんなバカ高いお金を払って、日本人しかいないサマースクールに参加させるなんてムダ金、そんな余裕は母子家庭の我が家にはありません! って、張り紙出したいです。
イートン校に息子を入れるのは憧れますし、国会議員からの推薦はコネでもらえるかも知れませんが、そんなお金ありませんよ~!
学費だって大変だけど、入学させてからの付き合いで出ていくお金の方がどれほど大変か・・・。 庶民には無理な話です。
(それ以前に、息子の学力で無理!)
たとえイギリスに留学させたとしても、息子は私が行っていた公立校に入れます。
と、思いながら、やっぱりイギリスというだけで、女子受けはいいと確信。
なので、りょりょに「とりあえず、イギリスで乗馬して写真だけ撮っておけば?」とか、
「ちょっと、クリケットなんか、やってみたら?」と、女子受け狙いを勧める母なのでした。
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