今年こそ?

あけましておめでとうございます。

年末、イギリスに帰省しておりまして、帰国してからまだなんとなく時差ボケです。

年が明けてしまいましたが、イギリスのクリスマス報告は近いうちにブログにアップしますね!

 

さて、年の初めなので、「今年こそダイエットする」に続き、今年の目標で常々上位にあがる「今年こそ英語を話せるようになる!」に関連したことを少し書いてみたいと思います。

 

後述の文章は、一昨年、ある会社から「英語をプロフェッショナルとしている通訳の方達から、英語を学んでいる中高生に向けて寄稿してほしい」と依頼があって書いたものです。 数あるお題目の中から、「なぜ英語を学ぶのか」という中高生の根本的な疑問に対して、何か書いてほしいと言われて寄稿しました。

未発表の文章でという条件付きでしたが、もう2年前なので引用しても大丈夫だということで記載します。

(中高生に向けて英語を職業としている立場から書いているので、ちょっと上から目線と感じるかもしれませんが、それはご容赦ください。)

 

なぜ英語を学ぶのか?に答える

 

 

なぜ英語を学ぶのか

 

「私、日本人だし、日本で暮らすから英語なんて必要ない!」

と、英語の勉強をしない言い訳としてよく使われます。

確かに、日本で暮らして、海外との接点がない仕事をしていれば、英語は必要ないものなのかもしれません。

 

では、友達からこう言われたら、どう思いますか?

 

「私、アナログ人間だし、家の電話があるからスマホは必要ないの!」

 

そうですよね。 確かに家に電話があれば、スマホは必要ないものかもしれませんよね。

でも、「こんな便利なツールがあるのに、使わないのはもったいない!」と思いませんか?

「スマホがあれば、メッセージとか、いろいろなことができるのに!」って思いませんか?

 

英語もそれと同じです。

ツールなんです。

しかも“地球上で現在最強のコミュニケーションツール”なんです。

 

これを使えると、

いろいろな情報にアクセスできたり、

知らない国に行っても困らなかったり、

日本で普通に暮らしていると知り合えないような友達ができたりします。

このツールを使って、人生をより豊かにしたり、楽しくしたりもできます。

仕事や趣味の可能性やチャンスが広がったりもします。

 

でも、このツールを使うか使わないか、また、それをどう使うかはあなた次第です。

本当にスマホと同じです。

 

幸いにもこのツールを18歳で手に入れることができた私は、仕事はもちろん、人生のあらゆる局面でこのツールに助けられてきました。

そしてこの“地球上で現在最強のコミュニケーションツール”は、私に「世界のいろんな国の友人達」という、何物にも勝る財産をもたらしてくれました。

 

そんな私から一つ言えることは、

このツールを持つ機会を与えられているのに、持つことを放棄したり、

使いこなす努力をしないのは、本当にもったいないことだということです。

ぜひこの“地球上で現在最強のコミュニケーションツール”を手に入れて、皆さんの人生の役に立ててください!

 

 

こんな文章を寄稿いたしました。

 

強力なモチベーションは絶対に有利

 

皆様の中には、冬休みを海外で過ごされて、帰国し、「ああ、やっぱり英語が話せたら~」と思われている方も多いのではないでしょうか?

でも社会人が、時間やお金をかけて何かを得ようとするときには、その旅行で話せなかったもどかしい気持ち(←英語の場合)に加えて、

この「スマホ絶対欲しい~!」的な強力なモチベーションがあった方がいいと思います。

 

それは、なんで「スマホ絶対欲しい~!」のか? を考えると明確です。

それは、スマホを使うことによって開ける世界は、固定電話が可能にしてくれる世界とは全く違うものだからです。

(中学生以上の学生などは、現実的にスマホがないと友達との輪に入れません。)

でもその得られる可能性のある世界のビジョンが分からずに、なんとなくいろいろできそうと思っているだけだと、モチベーションとして弱いのだと思います。

 

なので、月並みですが「英語を取得して何をしたいのか」を強く認識して勉強することが、成功するカギだと思います。

 

子供に聞かれたら小難しいことよりも、物欲や便利さを素直に説明しよう

さてさて、この寄稿した文章ですが、以外にも中高生をもつ親御さんに好評でした。

やはり、親は子供から必ずと言っていいほど「なんで日本人なのに英語を勉強しなくちゃいけないの?」と聞かれます。

その時に難しい理屈を述べるよりも、

「現在において世界最強のコミュニケーションツールだから、手に入れた方が絶対に便利だから!」

と言ったら、お子さんがすんなり納得したそうです。

 

英語の勉強に悩んでいる方にぜひ伝えてあげてください。

以上、本年もどうぞよろしくお願いいたします。