起業したい人は、こんなエセ起業コンサルタントには要注意!

 

大手企業すら倒産する日本の状況で、漠然とした将来の不安から

「起業したい」「副業したい」という人が多く、ちょっとした起業ブームな昨今。

 

しかし、「フェイスブックのキラキラ起業家は嘘だらけ!」 のように実態が伴わない起業家も多くいます。 その中でも起業を目指す人が絶対に避けなくてはいけないのが、「エセ起業コンサルタント」です。

 

こちらもキラキラ起業家の一員なので、イメージ戦略に長けています。 いや、むしろキラキラ起業家の中でも、実際の物販などが無い分、イメージ戦略が彼ら・彼女らの生命線です。

 

何度も書きますが、私は特定の方を批判しているわけではないし、別にこの方々になんの恨みもないのです。

それはそれで、イメージ先行型のビジネスとして立派に成立しているわけだし、その方もお客様もハッピーならそれでいいと思うのです。

 

しかしながら、このエセ起業コンサルタントに依頼して、何の結果も出せなかった人達からの相談を何度も受けています。

 

そして、昨日「キラキラ起業家」のことを書いたら、何人かの方々から個別にメッセージをいただきました。

 

「起業しようと思って、大金を払って、起業コンサルを受けているのだけど、起業の実態ってそんな大変なの?」 とか、

 

「私の起業コンサルタントが、まさにキラキラ起業家のような気がする。 不安!」

などの相談を受けました。

 

なので、エセ起業コンサルタントを避けたいと思っている方々のために、私なりにエセ起業コンサルタントの見極め方を書いてみようと思います。

 

まあ、逆に、「私に相談してくれればいいのに~」 と思いますけど、起業相談はメインでやっているわけではないし、今は完全に紹介制で受けているだけなので、全員を見ることはできないです。

なので、これを参考にしてもらえれば嬉しいです。

 

以下が エセ起業コンサルタントの生態です!

 

1.実際に会社を経営した経験が無い

 

2.質問を受け付けない

 

3.“企画書を書け”と迫る割に書き方を教えない

 

4.具体的な実績を出さずに、倍数などおおざっぱな数字でPRする

 

5.返金をどんな状況であろうと認めない、話し合いにすら応じない

 

6.海外に住んでいて、何があろうと日本に戻ろうとしない

 

7.この記事を書いた私を悪く言う!!

 

実際に会社を経営した経験が無い

 

では、先ずは

「1.実際に会社を経営した経験が無い」から。

 

これが、意外に多いのです。 会社を経営したことすらないのに起業コンサルやってる人。

 

いわば 「起業コンサルタントとして、初めて起業した人」です。

 

私が知っているだけでも、もう両手の指では足りないぐらいいます。

 

一番ひどかったエセ起業コンサルタントは

 

「バイトしかしたことなくて、一度もまともに働いたこともないのに、

ライフ・ワーク・バランスに主体を置いた起業を提唱していた女性コンサルタント

 

もう、この方には呆れるを通り越して、その図々しさに尊敬の念すら湧きました

しかもその方、私の知っているだけで3回も借金踏み倒して、生活費はパトロンの男性に払ってもらっていました。

 

ここまでひどい例はまれにしれも、

派遣社員やバイト→起業コンサルタント

なんて人は吐いて捨てるほどいます。

 

私からしたら、会社も経営したことないのに起業コンサルをやろうなんて、よくまあそんなこと考えられるものだと!

会社経営や起業って、その人やその周りの方の人生を大きく変えてしまうのです。

起業は、やりがいがあるし、一度しかない人生なんだし、挑戦する価値のあることです。

でも、そう安易に誰にでも薦めるのは違います。

このエセ起業コンサルタントの方達は、その重みを全く分かっていません。 その重みが分からないのは、自分で会社をやったことがないから、経験したことがないからです。

 

実際に会社を経営して、社員を抱えてみると分かりますよ。 社会的な責任の重さが。

特に、

社員と社員の家族の生活が自分の肩にのっている

というのは、私にとっては、それはとてつもなく重いものでした。

そんなことを、実感したことも、経験したことも無いコンサルタントが何を言おうが、全く響きませんよね。

 

そんなコンサルタントは、簡単に人に起業も薦めるし、アドバイスも通り一遍の上っ面だけのものが多いようです。

 

実際の経験からくるものではなく、

本やセミナーで得た知識だけで起業のアドバイスをしている

のだと思われます。 (←話の内容を聞いていると確信できます)

 

そして、この人達はあなたの人生なんて全く考えていません。 あなたのビジネスの採算が取れようが取れまいが全く気にしません。 自分にコンサル料が入ってくればいいのです。

 

あ、例外的に、そういうコンサルでも採算のことを気にしてくれる人達がいます。

 

それは、

売上から何割か上納金を取るコンサルタント

 

その人達は、“過労死するまで働け~”と言うような上司と同じで、有効なアドバイスや戦略も持って無いのに、上納金目当てに「とにかく根性で売上げろ~」と無理難題を押し付けてきますから要注意!

 

避ける方法は

 

「コンサルを始める前は何をやっていたのか」と、

 

「自分で起業した経験」

 

を聞いてみるといいですよ。

会社員だったりしたら先ずダメですね。 避けた方がいいと思います。

 

*例外的に、実際に会社経営の経験が無くても、意外と優秀なのが「元銀行員」と「元コンサルティングファーム」の方々です。 ウェブのデザインがどうとか、そういった細々した起業家が直面する問題への解決方法は持ってなくても、彼らはお金の流れを良く知っているし、いろんな会社の財務を内部から良く見た経験があるからでしょうね。

 

 

次回は キラキラ起業家 属 エセ起業コンサルタントの生態 2. 質問を受け付けない です。