最近になって、小さい子の胎児記憶のことなどが分かってきていますが、息子も2歳ちょっと前のよちよち歩きのころ、突然自分の前世を話したことがありました。
息子は言葉を話すのが早かったので、2歳前にはかなりの言葉を話せていました。
ある日、私が新しい編み上げブーツを買ってきた日のことです。 そのブーツを出して玄関でためし履きしようとしていました。 息子りょりょも玄関で私が何をしているのかを見ていました。
私が袋から新しいブーツを出して、息子りょりょに見せると、手足をばたつかせて喜んで
「りょりょもおんなじ、おんなじ、持ってた~」と言います。
長靴のことかと思ったのですが、長靴は私の妹の家からお下がりがきていたのですが、まだヨチヨチ歩きの息子には大きく、転ぶので、履かせたことがなかったので、ちょっと不思議に思いました。
すると息子は、「でも、りょりょのは~、う~んとね・・みどりかなぁ・・」と言った後、「あ、ママのおズボンの色!」と私のカーキがかった緑のズボンを指して言います。
お下がりの長靴は水色だったので、内心、何のことかと思いながら、「そうなの~」と言うと、りょりょは喜んで、さらに説明してくれました。
座って、足首のところからふくらはぎのところを手で触って、「ここに~、ぐ~るぐ~るするの~」
え~?! それって、旧日本軍のゲートルでは???!!!
平静を装い、「へ~、そうなの~。 りょりょはそれ持ってて、何してたの?」と聞くと、さらに話が続きました。
りょりょ: 「え~とね。 リュック持って~。 そんで~。 お山行くの~。」 「葉っぱ、いっぱいあるお山~。 暑いとこだよ~。」
意気揚々とりょりょが説明してくれます。
私:(え、ジャングル? と思いながら、さらに聞いてみた) 「そうなの~。 それでどうしたの?」
りょりょ: 「いちれつ、いちれつした。 そんで~、いちれつ、いちれつで~、い~っぱい歩いた~。」
ええ~!!! それって、旧日本軍で南方行って、ジャングルを一列に並んで歩いたってことですか??? と思いながら、
私:「そうなんだ~。 いっぱい歩いて、どうしたの?」と聞くと、
りょりょ: 「そんで~、死んで~。 お空に行って~、ママのお腹の中にきたの~♪」
私:「そう~。ママのお腹の中で何してたの?」
りょりょ: 「ねんねんしてた~! そんで~、狭くなって~、トンネル通って出てきた~!」
嬉しそうに、満面の笑みで答えるりょりょ。
もう、本当にびっくりしました。
本当に胎児記憶ってあるんですね。 それに、前世記憶も2歳前の息子が嘘をつくとは思えず、テレビか何かで記憶が刷り込まれた?とかも思ったのですが、うちにはそのころテレビはありませんでしたし、それにしてはリアルです。
さらに息子に聞いてみました。
私:「ママのお腹の中はどんな感じ?」
りょりょ: 「温かかった~」
私:「お空にいた時、何してたの~? どんな感じ~?」
りょりょ: 「白い人がいて、寒かった」
私:「りょりょは何で死んだの?」
りょりょ: 「毒ガエル食べた~!」
そう元気に言った後、りょりょが急に悲しい顔をして下を向き始めてしまいました。
毒ガエルって、2歳に満たない子が、カエルを食べるって発想を持つのか? そもそも毒ガエルの存在を知ってるのか? やっぱり本当にあったことなのか? などと私はかなり混乱しながら、興味もあり、さらに質問しました。
私:「りょりょ、死んだ時にどこにいたか覚えている?」
すると、さっきまでは意気揚々と答えていたのが、あきらかにちょっと変わって、悩みだし、ぼそっと言いました。
「・・・毒ガエル村」
この答えは本当なのか、創作なのか・・・とにかく、今までと答え方が全く違いました。
そして、私が「死んだときのりょりょは、なんていうお名前だったの?」と聞くと、困りだし、「しみずじょじょ」と今の名前に濁点を付けて答えました。
さすがにこれは創作だと思ったのですが、濁点だけをつけるセンスは凄いとも思いました。
それにしても、毒ガエル村以前の答えは、即答なので、創作しているとは思えず、息子は前世で、旧日本軍で南方にいってジャングルをリュックしょって行進していたんだと思っています。
そして、この時に息子は前世の自分を思い出したらしく、2週間ぐらいの間、息子に「りょりょ~」と呼びかけると、
「今のりょりょ、前の(前世の)りょりょ?」
と聞き返していました。 本当に不思議な体験でした。
う~ん、東南アジアに「毒ガエル村」ってあるのかな~。
もしくはカエルという名前か、カエルの名前のついた村とか?
あと、知り合いに戦争で南方に行って、毒ガエル食べて死んだ人がいるとか、何か情報があれば、教えてください~。