前回、基本的に私は苦言を呈してくれる人を信頼して大切にしているが、中には違和感を感じた人がいて、そのうちの一人が人生系セミナーの講師(男性)だった。 その人は親切を装った人格否定をして、支配下に置こうとしてくる。 という記事を書きました。
苦言に腹が立つときと立たない時1 http://shimizuchie.com/morau-okagesama/angry-or-not-1/
今回は、苦言に腹がたった、2人目。
以前の記事でも登場した お金にセコイ女性起業家です。
(以前の記事 http://shimizuchie.com/morau-okagesama/eye_problem_cause/ )
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講師の依頼を受けるが、曖昧な言葉が多い
この方のお金のセコさが発覚したのは、この方の会社で講師として呼んでいただいた時でした。
当時の私にとっては、経験を積ませていただけるので本当にありがたく、また成功されている方(←と私は思っていた)なので、少しでも彼女から勉強させてもらおうと必死でした。
でも、打ち合わせの時点から、なんか話が少しずつズレていきました。
最初の講師依頼の電話では、「講師料はそこまでの額は払えないけど、交通費とホテル代、それから食事代はこちらが持つから。」という内容でした。
なので、「見積書を出した方がいいですか?」と聞くと、
「交通費は実費精算で、領収証と引き換えで渡す」
「ホテルと食事代はこちらが予約して払っておくので、心配いらない」
「講師料は“お礼”として渡したいので、見積書はいらないので、その場で領収証に印鑑だけもらえれば大丈夫」
と言われました。 まあ、講師料といっても本当に少額なので、それでも問題ないと思って了承しました。
数日後、講演の時間と内容、参加人数などを打ち合わせしたいと依頼したところ、「それは流れで~」とおっしゃいます。 彼女曰く「どうとでもなるから~」だそうです。
とにかく、何を聞いてもそのような感じでふわ~とかわされ、ハッキリしたことを言ってくれません。
心配だったので、念のため、自己紹介文や写真、講演内容のスライドを「提案ですが・・・」という趣旨のメール文に添えて送りました。
講演前日の夕方、突然説教が始まり、怒鳴りだす
その方の会社は地方だったので、前日に現地に行きました。 そして、夕方になって彼女の説教が始まりました。
「そもそも講師としてなってない。 ちゃんと仕事をしなさいよ!」
と言いだし、その方は突然烈火のごとく怒鳴りだしました。
その方曰く、「企画書すらもらっていない」そうです。
え? あなたが企画した社内のイベントに、私が講師として呼ばれているので、そもそも私が企画する話じゃないでしょ?
と唖然としてしまったのですが、いつもにこやかなマダムのイメージがあるその方が、いきなり怒鳴りだしたので、私はもうとにかくびっくりしてしまって、何も言えませんでした。
「メールで一応、提案として内容などを送っています。」とつとめて冷静ににこやかに答えると、逆上し、
「そんなの私は見ていない」
「もし見ていたら、私は絶対に覚えているはず」
「だいたい参加人数も分からなくて、あなたどうやって講演するつもりなの?」
「それでプロを名乗るわけ? 恥ずかしくないの?」
とヒステリックに叫びだしました。 あの例の女性議員に近い感じでした。
いや、本当にびっくりしましたよ。 ただ茫然とその場に立ち尽くすしかないというか、混乱していました。 見ていたら覚えているはずだから送ってないって・・・。
「メールの送信履歴をチェックしいたしましょうか?」とやんわりと言いましたが、
都合が悪くなるとその方は「そういう問題じゃないでしょう!」と言って話をそらします。 (←じゃあどういう問題なのかは言いません)
参加人数が分からなくても講演なんてできるし、そもそも「流れでどうとでもなる」と言っていたのは自分じゃないか・・・と思うのですが、火に油を注ぎそうなので、我慢して「そう思われたんですね~。」と流しました。
そんな理不尽なヒステリーが私のための説教らしい
するとその人が続けてこう言ってきます。
「私は、今後のあなたの仕事のために言っている。」
「私は、価値観の合う人と気持ちよく仕事がしたい。」
「そうやって、場を良くして、愛と喜びでお金を循環させている」
だそうです。
これって、私のために叱っているわけでは100%なくて、自分のイベント前日の緊張からくるストレスや準備不足を、私のせいにして八つ当たりをしているだけです。
この方の“価値観が合う人”というのは、“自分の言いなりになる人”ということなのでしょう。
そして、最後の曲者、「愛と喜びでお金を循環させている」ですが、じゃあ具体的にその愛と喜びとして、どのように収益を上げているのでしょうか?
講演後、お金の違和感
そんなことがあった、翌日、私はとりあえず講師をやりきりました。 来ていただいた人達からの反響も感想もすごく良くて、ほっとしました。
すると、この女性起業家、昨夕とは打って変わってにこやか。 いつもの世間に見せているにこやかマダムの顔です。 他の人がいる前で「ありがとう~。 大成功でしたね~。」とか言いながら、ハグしてきたりしていました。
そのあまりの豹変ぶりに驚きながらも、「やっぱり、昨夕は緊張のストレスからああなってしまったんだ。 誰にでもそういうことはある。 気にしないようにしよう。」 と思いながら、案内されたレストランで他のみんなと食事をしました。
すると、帰り際に彼女からしっかり5,000円徴収されました。 食事はどう考えても2,000円程度なものだったし(その場の全員が車だったので、アルコールなしの普通の和食幕の内弁当です)、そもそも食事代は持つという約束だったのに・・・また違和感です。
そして、翌朝、ホテルのチェックアウトの時も、彼女の会社で精算してくれているものだと思っていたら、予約だけその会社からされていて入金はないとのことで、私がその場で支払うはめになりました。
請求には説教でごまかして支払逃れ!
後日、講師料と交通費(←しかも高速道路代だけで、ガソリン代は請求してないのに!)とホテル代を精算してほしいことをメールで送ると、驚愕の返事がきました。
清水さんは講師としてプロ失格、企画書もないし、講演の後の物販でその経営者のそばを離れた。 講師が主催者のそばを離れるべきではなく、そんないい加減な対応はありえない。 お金の話をする前に、先ずはそこを正すべきではないか?
というような内容の文章が長々と記載されていました。 しかも上から目線で!
そっちこそ、そんな上から目線の説教をする前に、先ずお金を払うべきでしょ!と、あきれました。
まあ、要はお金の支払いを理不尽な説教でもってごまかしているわけです。 ちなみに、講演後の物販の時に、私に関連する商品は一切なく、彼女のそばにいてほしいとの要望も指示もありませんでした。 私は、私に質問をしに来た参加者の方に対応していました。
そしてそのメールの最後にはこう記載されていました。
「千恵さんにも、愛と喜びの世界が訪れますように・・・」
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