私は18歳からイギリスに住んでいますが、生まれながらのバイリンガルというわけではありません。 高校では英語教育に力を入れている学校に行っていましたが、普通に国立大学を目指していたので、当時の共通一次に向けて5教科勉強しなくてはいけなかったです。

 

そんな私が18歳でイギリスに留学して、日本で習ってきた英語なんかまったく通じないことに愕然としました。

そして、どうしたら通じるかと自分なりに試行錯誤したテクニックを紹介します。

 

米語じゃなくて英語です。

米語は日本人にとってはクセがつよすぎて、難しいです。

 

先ずは

 

Hat Hot Hut で有名。 Hut で Uを短く「ア」と発音する方は法です。

 

Hat は 普通に日本語のカタカナでハットと言えば通じます。

心配ないです。 これで大丈夫です。

アメリカだとhatのaを「ア」と「エ」の中間的な発音をする地域がありますが、無視してください。

まずは英語をきちんとできるようになりましょう。 それから必要であれば米語の発音にシフトしていけばいいのではないかと思います。

 

次にhot。

これも、普通にカタカナで「ホット」で大丈夫です。

アメリカ人のように変なアクセントつけなくていいです。

中途半端にアメリカ人的な強烈なアクセントとリエーゾンをしようと思うから伝わらなくなるので、普通にカタカナで「ホット」で通じます。

 

さて、問題の「Hut」です。

 

カタカナで書くと「ハット」ですが、このUで表される「ア」の発音の方法にコツがあります。

 

理論的に言いますと、「う」の口の形をして、「あ」と発音します。

「う~」と口をすぼめて、「あ」と言ってください。

でもこれも地方によって「あ」ですが、私の地元ニューカッスルではほとんど「う」で発音します。

 

さて、その発音するときに、ちょっと力をこめて強く短く「あっ」と言います。

私は人に教えるときにこの発音方法を「心臓発作音」と言っています。

心臓発作を起こした時(実際には声すらでないんでしょうが・・)のように、「う」の口で「あっ」と強く短く言います。

 

これで、「sun」「lunch」「pun」などなど、通じると思いますよ。

 

さて、私の地元、ニューカッスルではこの心臓発作音をほとんど「あ」ではなく、「う」と発音すると言いました。

 

なので、「bus」はバスではなくて、「ブス」と言います。