7月末から、暑さでバテてしまい寝込んでいたときもあったので、本を集中して読んでいました。
その中から、数冊をご紹介します。
お金に強くなる生き方 佐藤優
国税庁による統計だと、日本の平均年収が414万円。 しかしながら、これは突出した高額所得者に数値が引っ張られるため、中央値から考えると、実質の平均年収は300万円だという衝撃の事実! しかも年収580万円で、年収上位10%入りだそうです。 絶望的な気分になりますが、でも冷静な視点で「日本は豊かで100円ショップなどもあるので、食べていくには困らない国」だと説明しています。 それなのに、老後の不安をあおったりするから変な投資や詐欺に引っかかってしまう人がいるのだと・・・。
起業の現実や厳しさも少し説明されています。
実際に私が聞いた話では、キラキラ起業家の平均年収は197万円だそうです。 それって、貧困の代名詞と言われている母子家庭の平均年収よりも低いです。 それを考えると、この本の言っていることがとても現実的な話だと思いました。
「お金で解決できない問題はあるか?」などはとても面白かったです。
ゆるく考えよう ちきりん
ラクに生きる考え方が面白いのと、ちきりんさんの指摘が面白かったです。 「人生の先輩の助言はきくべきなのか」が、おじい様たちのアドバイスは今は使えないと思ってしまうし、逆に自分も若い人にそう思われないようにしなくちゃ~と肝に銘じました。
あと、ブルーカラーでもホワイトカラーでもなく、その上を行く「ゴールドカラー」という定義が斬新でした。 簡単に言えば、田舎で生まれてそのまま田舎で単純労働などで働くのがブルーカラーだとすれば、東京に出てサラリーマンになるのがホワイトカラーで、海外に打って出るのがゴールドカラーだと。 ゴールドカラーは移動距離がホワイトカラーより多いそうです。 移動距離だけでいえば私はゴールドカラーなのだと思うのですが、自分の中では普通ですし、そこまでリッチじゃないです。 なので、さらに超富裕層の人達はゴールドより上を行っている感じがします。 (←プラチナ?)
物事のいい側面を見る「よかった確認」は、自分もぜひやりたいです。 なかなか気持ちがやさぐれている時はできないですけどね・・・。
マーフィー 欲望が100%かなう一番の方法 あなたは眠りながら成功できる ジョゼフ・マーフィー
これは、もちろんタイトルで買いました。 「え~、欲望が100%叶う、しかも寝ている間に!」これはもう、やせる石鹸レベルの殺し文句です。
でも、マーフィーってもうさすがに古い感じがするし、今更・・・とは思いましたが、「寝ているだけで願いが100%叶うなら1300円+消費税なんて安いモノだ!」と。
まあ、書いてあることは簡単に言えば「引き寄せ」です。
あまり新しいことは書いてありませんでした。
ただ、夏バテでぼーっとしている頭で読むにはいい本だったのかもしれません。
明るい気持ちになれますしね。
さて、私の願いはかなうのでしょうか? 乞うご期待。
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