苦言を呈してくれる人は信頼できる人

 

大人になると、自分を叱ってくれる人や苦言を呈してくれる人が貴重な存在になります。

なので、私は自分に苦言を呈してくれた人、あえて厳しいことを言ってくれた人を、より信頼しています。

言われた時は、それは、ショックですし受け入れがたいし、つらいです。

でも言ってくれている人だって、本当は適当に話を合わせていい人を演じた方が絶対に楽なはず。

それをあえて厳しいことを言ってくれるって、本当に私のことを思ってくれている証拠だと思うのです。 普通は何も言わずに去っていきますから。

 

苦言をもらって強烈な違和感

 

ただ、私に厳しい意見を言ってきた人で、どうも納得できないケースを思い出しました。

 

1人は男性で、かなり成功して、考え方や人生につてなどのセミナーなどをやっている方です。

もう一人は以前にも話題に出てきたお金に汚い女性起業家です。 この方もかなり成功しています。

 

結膜炎で目が真っ赤に そのメッセージ1

http://shimizuchie.com/morau-okagesama/eyeprobem1/

 

結膜炎の原因? 怒りと葛藤とは

http://shimizuchie.com/morau-okagesama/eye_problem_cause/

 

 

人生系セミナーをやっている男性から、説教される

 

この人生系セミナーをやっている方は、私はそんなに付き合いがなく、会ったのは2回目か3回目です。 他の方もいる「立食式の懇親会的な場」で、自分の今の悩みをさら~っと、そこまで重くなく話したと思うのですが、後で面と向かって説教されました。

正直、意味が分からず、ただただ唖然としました。

 

話した悩みは、現実に抱えていた悩みで「海外コーディネートの仕事をもっとメインに据えるべく、どんどん拡張したいので、海外のトレードショーやイベントに参加したいけど、経費がけっこうかかる。」といった悩みです。

 

その人はいきなり、私のやっていることを全否定してきました。 そして、全てにおいて「だから君はだめなんだ」という調子で、持論を振りかざしてきました。

 

しかもその持論は、どこかの本から引っ張ってきた内容のコピー。 「好きなことで生きていくことが重要」だの、「フォーカスしろ」だの、お決まりの「PDCAサイクル」だのチープで使い古された単語の羅列でした。

 

その方が言うには、とにかくピンと来たものを片っ端からやれと。 そのピンと来るものを引き寄せるために、成長することが必要で、だから自分のセミナーに来なさいということらしいです。

 

いや、そんなあいまいなアドバイスいらないです。

私はピンときたので、海外コーディネートの仕事をやっていて、しかも驚愕するぐらい偶然のご縁をもらって、ちゃんと引き寄せてますよ。 そのピンと来たビジネスを拡張するために必要な経費をどうするか、銀行融資とか助成金とかの具体的なアドバイスが欲しいんですよ。

 

それなのに、その人は上から目線でエラそうに「ピンと来たなら海外のイベントに行きなさい」とかおっしゃる。

 

だから、行きたいの! でもその経費どうするかって話なの! そこで借金してイベント参加して、誰がその借金払うの? 誰が私のマンションの家賃とか、電気代とか、払うわけ? 私と息子の生活の責任を取るのは、あなたじゃなくて、私でしょ。 あなた、社会保険料や税金の延滞金ってアコムより高い14.5%って知ってるの? って叫びたかったです。

 

人格否定してくる理由とは

 

適当に話を切り上げたいのに、その人は延々と私がいかにダメかということを言ってきます。 それを「ダメなんじゃいよ、それは個性で人生のギフトだ」とか人生系セミナーの人達のお決まりの言葉で締めくくりますが、言っている内容を冷静に考えると、自分のことを棚に上げた、ただの私への人格否定です。

 

とてつもない違和感が残り、とにかく訳が分からず混乱したのですが、数日前のオウム真理教のニュースを見て、この人がやっていることが理解できました。

 

意識的にやっているか、無意識にやっているかは別として、この人は、私のことを先ず否定して、私が私をダメな人間だと思うように洗脳して支配しようとしていたのだと思います。 そこで、自己認識を低くさせておけば、自分のセミナーに誘導した時に、内容が薄っぺらっくて大したことなくても、凄いことを教えてもらっているような感覚に陥らせることができるのでしょう。 また、自分はダメだと思っている人は、セミナー講師を凄い人と思い込みやすいのだと思います。 そうやって自分に崇拝させておかないと成り立たないほどの薄い内容のセミナーなのだと思いました。

 

次回は、女性起業家に苦言を呈された時の違和感です。