カフェでの通話はありなのか?
フリーランスで仕事をしていたり、営業などで社外に出ると、どうしてもカフェで仕事をしたりしますよね?
そこでいつも疑問に思うのですが、カフェで携帯の通話ってありなんでしょうか?
スタバやファミレスなどではみんな電話しています。 席と席が離れているホテルのラウンジでは、携帯で通話しても隣の席に迷惑が掛からないようなところもあります。
結論を先に言ってしまえば、カフェによるのだと思いますが、その判断って、とても難しくないですか?
先日、あるカフェで今一線引きが分からなくて、困った事態になりました。
普段は静かなカフェだが、その時はうるさいグループがいた
珈琲が美味しいそのカフェは結構テーブルが大きくて、隣同士がぎゅうぎゅうに詰まっている感じはないです。 でも、普段はわりかし静かですので、電話を堂々とでできるかというと、それは違う気がします。
ただ、私がそのお店に入った時、そこには「ハイキング帰りのおじい様・おばあ様と思われる6人グループ」がいて、わいわいがやがや、珍しくとてもうるさかったのです。
そんな時、私の電話に着信がありました。
結構重要な相手先なので、これは出ても大丈夫だろう(周りもうるさいし)と電話に出ました。
そして、話していたのですが、相手の電波の状態が悪いのか、あまりよく聞き取れません。
最初は下を向いてこそこそと話していたのですが、周りの話声もあったので、だんだん私も気づかないうちに普通の会話の声になっていきました。
下を向きながらメモを取ったり、計算したりして、目線はテーブルの上のノートにありました。
すると突然、目の前、顔とノートの間でいきなり「パーン」と柏手のように手を叩かれました。 凄い音で、ビックリして、心臓が止まるかと思いました。
ハイキング帰りのグループを含めて、カフェのお客様も、何事かとみんなこちらを見ています。
人生の先生気取り?
顔をあげると、70歳ぐらいのおじい様が、私のテーブルの前に立っていて「電話を止めろ、外で通話しろ」的なジェスチャーをして、ハイキングおじい様・おばあ様たちとは反対側の私の二つ先の席に戻られました。
店内もシーンとなってしまって、嫌な雰囲気です。
どうしようかと思い、なんか理不尽だと思いましたが、とりあえず私は話を切り上げ、電話を切ってからその方のところに「ご迷惑でしたね。 申し訳ありませんでした。」と言いに行きました。
すると、その方は私があやまったことで本当に意気揚々とされていて、「普通は外に行って通話するものだとおもったのでね~。」とまるで社長的なリラクションです。
私は「別にそれ普通というわけでもないし!」と思いながら、面倒くさいし、大好きなお店だったのでお店に惑をかけたくないと思い下手にでているのですが、完全に「自分は正しいことをした」と調子に乗っているようでした。
私のオジサン嫌いがさらに加速
いつも思うのですが、こういう自分の正義と古い常識を、自分に向かってこないだろう相手に振りかざす横柄な男性ってなんなんでしょうね?
この方が社長的なリラクションしてとてもゴキゲンなのは、私が下手に出て、連れの女性(60歳ぐらいのホステス風の人)にいいカッコできたからだと思うんです。
そもそも私が思うに、仮にこの方が私の通話に迷惑と思っていたとしても、ハイキンググループの方がそれの何倍もうるさかったわけです。
それを一人でいる女性の私になら反撃されないと思って、うるさい方の集団を注意せずに、女性一人を狙って強気に出ているんですよね。
それって卑怯ですよね~。
しかも、その方、女性と二人でカフェにいるのに、自分が奥に座ってふんぞり返って、最低!
通話が迷惑だと思われたのなら、それは申し訳ないけど、人の目の前で手を叩くって、他人に対してやることじゃないですよ。
それと、「普通ならこうする」という言い方で、自分の考えを押し付けてくるのはやめてほしいです。
そのお店のお気に入り度も加速
すごく腹立たしくて、私のオジサン嫌いがさらに加速してしまった事件だったのですが、よかったことが一つありました。
そこのお店の人に、こそっと
「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。 あちらの方に不快な思いをさせてしまったようなので、これをお渡ししていただけますか? あと、こちらのお客様にも・・・」
と、そのお店で売っている500円ぐらいのお菓子を購入しようとしました。
(うるさかったグループ以外のお客は、私と手を叩いたおじいさんとその連れ、それから30代ぐらいのサラリーマンが一人でしたので、そのサラリーマンの方にもお詫びと思いました。)
そうしたら、そこのお店の方も手を叩いたおじいさんのやり方をひどいと思ったらしく、私に平謝りしてくれ、「お気遣いは無用です。 お店のほうからお渡ししておきます。 こちらこそ本当に申し訳ありませんでした。 こんなことになってしまいましたが、ぜひまたお越しください」と言ってくれました。
このお店のことが、さらにお気に入りになりました。
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