最近、息子にやたらと「ママ、面倒くさい」と言われています。
私がテレビなどに「ここがおかしい」と、いちいち細かく指摘するので、息子はうんざりしているようです。
例えばこんなことで息子をドン引きさせました。
歌詞 わにの家族
息子が保育園の年少の頃、園で習ってきた手遊び歌を、振り付けを付けて、かわいく歌っていました。
「わにのおとうさん、わにのおとうさん、お口をあけて~♪」
「おめめ、ぎょろぎょろ、おめめ、ぎょろぎょろ、およいでい・ま・す~♪」
私は「わ~、かわいい。 上手ね~。」 と褒めちぎりました。
すると息子は、気を良くして2番をうたってくれます。
「わにのお母さん、わにのお母さん、お口をあけて~♪」
「おっぱいぼよよんん、
おっぱいぼよよん、
およいでい・ま・す~♪」
私 : 「ちょーっと、待った~!」
「わには、爬虫類だから、おっぱいはありません!
誰がそのお歌教えてくれたの? 先生?」
息子は困り果てていました。
ちなみに、現在は、やっぱり爬虫類におっぱいがないことが原因なのか、おっぱいという言葉が問題なのか、「お化粧パタパタ」と歌うようです。
歌詞 さよならのかわりに
最近、石油会社のなんとか興産のCMで流れる、山口百恵さんの歌。
この冒頭部の
「何億光年、輝く星にも、寿命があると、教えてくれたのはあなたでした。」
これが流れると、私が必ず
「これ、おかしくない?
光年って、距離の単位で時間の単位じゃないよね?
時間の話してるとしたらおかしいよね?
光の強さの話してるのかな? だとしたら、まあ、ありだけど・・・。」
と、言うので、息子に「どっちでもいいし!」とあきれられてしまいました。
プラゴミ
ゴミの可燃、不燃を分けるときに、プラスチックのごみを息子が「これ、どっち?」と聞いてきました。
すると私が、
「これはポリプロピレンで、
こんな製品には難燃剤も入っていないと思うから、可燃だね~。
ちなみにポリプロピレンの融点は~」
と、丁寧に説明しようとすると、息子から「そういうのいいから、どっちかだけ教えて!」と言われました。
クリスマスツリー
日本のテレビなどで、よく
「クリスマスツリーの発祥地はドイツ」と説明されますが、
実際は、以前私が住んでいたフランス、アルザスにある、
「セレスタ」という街でなんです。
なので、テレビで「ドイツ発祥」と説明する度に、「違うだろ~」と激怒する私。
息子に、うんざりされてしまいます。
まるで「おっさん」
私からすると、息子が中学生になって、あまり共通の話題がなくなってしまいました。
以前のようには「かまってくれなくなった息子」と、なんとか接点をもとうと、いろいろ話しかけているのですが、どうも冷たくされます。
その様子はまるで、私が中学生の時に父親に感じていた「うざい」という感じです。
まあ、私自身、
「つまらないことにこだわる」
「説明が長い」
「何度も同じ話をする」
「話が終わる前に、自分で可笑しくなって、爆笑しだす」
など、昔自分が嫌だと思った、父のやっていたことと同じことをしていると感じてしまいます。
う~ん、かまってくれない息子はもう放っておいて、ネコでも飼おうかな・・・。
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