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夏休みの自由研究はママ達の仁義なき戦い
今日、あるニュースが気になって、テレビのワイドショーをチェックしていました。
すると、ママ友に関する話題を取り扱っていました。
ママ友のこんな行動にうんざりとか、こんなことされてしまったとか・・・。
そこで、笑えたけど、考えさせられたエピソードがありました。
「夏休みの自由研究どうした?」と、息子と同じクラスの子のママに聞かれたので、
「うちの息子は粘土細工でクジャクを作った。」 と、答えたら、
なんと夏休み明けに、
そこの家の息子が、クジャクの粘度細工を自由研究として提出したそうです。
真似されたママからの投稿でした。
ありがちなモチーフなら、たまたま同じって可能性はあるかも知れないけど、クジャクは完全に真似だよね~。
よりによってクジャクを真似するかな~。 ひどいね~。
とテレビのコメンテーターたちが呆れて大笑いしていました。
ママたちは日々熾烈な情報戦にさらされている
確かに、こういう真似してくる人達って必ずいます!
ビジネスでもいますよね~!
こういうことがあるから、真似されたり、張り合われたりすることへの過剰防衛で、
「絶対に情報を渡さない!」
と、ママたちが、いろんなことに対して戦々恐々となってしまうのです。
どこの塾に通っているかは絶対に教えない、(いい塾ならなおさら教えない)、
自分の子供がやってよかったと思う習い事は教えない、(わざと逆の情報を教えちゃう)
どこの病院のどの先生がいいかも秘密! (その病院が混んだら待ち時間が増えるし~)
こんなことは、日常茶飯事。
少しでも自分の子が有利になると思っての行動でしょうが、とてもギスギスした環境になってしまってますよね。
習い事の情報が漏れた
私の場合は、息子が保育園の時に一人のママに対して、「これって真似しているよね・・・」と思ったことがありました。
息子が5歳ぐらいの頃に、保育園にお迎えに行ってくれる私の両親を少しラクにするために、
家の近くではなく、
車で20分ぐらいのところにある、
私のオフィスの近くの、習い事に通わせ始めました。
私の両親が、息子を保育園から習い事に連れて行き、私が仕事を終えて、習い事に息子を迎えに行くという具合です。
そんな事情があったため、息子は月曜日から金曜日まで、毎日習い事の予定が入っていました。
息子が習っていたのは、バイオリン、ピアノ、スイミング、合気道です。 (スイミングが週に2日ありました。)
そんなある日、その真似している疑惑のママの息子が、保育園の子がみんな通っている
近くのスイミングではなく、息子が通っているスイミングスクールに入ってきました。
ちょっとびっくりしたのですが、私は別にそのママと友達付き合いする時間もないので、迎えに行くときに、会えば挨拶する程度の対応をしていました。
すると数週間後、そこの息子が、うちの息子が通う合気道の道場に入門してきました。
家の近くには2つも合気道を習えるところがあるので、さすがに、なんかおかしいと思いながらも、気にしないことにして、深く考えないようにしていました。
車に乗せて欲しいアピール
さらにおかしいことには、そこのママは運転免許を持っていないので、バスでわざわざ通ってきているらしいのです。
そして困ったのは、
私が車で息子をお迎えに行くと、
「一緒に乗せて帰ってほしいアピール」をされることでした。
家ではなく仕事場に戻るので・・・と丁寧にお断りしました。 でも、さすがに何かがおかしいと思い、思わず実家で愚痴ってしましました。
すると、両親も、保育園に息子を迎えに行くときに、
毎日のように、
「車で、一緒に習い事に連れて行ってくれたらいいのに~。」
とアピールされて、辟易しているとのことでした。
念のために記載しておきます。 冷たいと思われるかもしれませんが、私の住んでいる地域では、万が一の事故を考えて、基本的に他の家の子供を車に乗せません。 以前、小学生の野球チームの試合に、保護者が好意で送迎の車を出して事故に遭い、高額賠償請求された判例もありますから・・・。
おばあちゃま、登場
そんなことで、なんとなくもやもやしていたある日、たまたま習い事がお休みで、しかも早く仕事が終わったので、私が保育園に息子を迎えに行きました。
すると、その真似してくる疑惑のお家の、おばあちゃまがお迎えに来ていて、話しかけられました。
「ねえねえ、○○くん(息子の名前)って、スイミングと合気道の他に何か習っているの?」
なんとなく、また付きまとわれても困るので、「あ~、私が仕事が終わるまでの間、いろいろ習わせているんです。」と適当にごまかしました。
すると、おばあちゃまがしつこく探りを入れてきます。
「バイオリンを習っているって、他のママから聞いたけど、それ本当?
どこで習っているの?
他には何を習っているの? 教えて!」
なんでそんなこと聞いてくるの~!と思いながら、「バイオリンは、私が習っているので、一緒に連れて行っているだけなんです。(←ある意味本当のこと) では、急ぐので失礼します~。」 と逃げ帰った。
なぜか文句を言われる
その2,3日後、スイミングのお迎えで、今度はそこの家のママに呼び止められました。
正直関わりたくないと思いながら、仕方がないので、とりあえず挨拶して逃げようと思いました。
すると、そのママが切羽詰った顔で、私に言いました。
「あの! うちの義母がまた
“○○くん(うちの息子)はバイオリンも習っているから、うちも習わせなくちゃ~”
って言い始めて本当に困っているので、
もういい加減そういうことを言ってくるのをやめてもらえませんか?」
は~? 勝手にそっちが聞いてきたんでしょ~!
と思ったものの、揉めたくないので、つとめて穏やかにこう切り返しました。
「先日、おばあちゃまに呼び止められて、おばあちゃまが、うちの子が何を習っているか?って何度も聞いてきたんですよ~。」
すると、「え? そうなんですか?」と、そのママがびっくりしている。
どうやら、そのおばあちゃまは、
「あそこの家(我が家)が習い事を自慢してきた。 絶対に負けちゃダメよ!」と迫ったらしいのです。
そして、スイミングも合気道も、勝手におばあちゃまが申し込んできてしまって、お嫁さんとしては逆らえなかったらしいのです。
しかも、おばあちゃまが費用を出してくれるわけではないので、家計もつらい、この上バイオリンまで習わされたらたまらないとのことでした。
可愛そうに・・・そんな嫁姑問題が裏にあったなんて・・・。
孫を自慢したい祖父母たち
でも、私はあまり保育園にお迎えに行かないので、その家のおばあちゃまにお会いする機会はほとんどありあません。
おかしいな~と思いながら、実家で、そんなことがあったという話をしていました。
すると、うちの両親が気まずそうに言いました。
ずっと前に、保育園でそのおばあちゃまに会った時に、
「うちの孫はこんなことができてね~。(←運動に関すること)」と、
小さなことで自慢してくるから、
「うちの孫は、合気道とスイミングを習っているんですよ~。」と自慢し返してしまったと。
張り合うのはママ友だけとは限らないのね。
おじいちゃま、おばあちゃま達にも「わが孫可愛さ」に、そんな争いがあったのね・・・。
と、半分バカバカしいと思いながらも、絶対に自分も将来、そういう「孫を自慢して張り合う、ばあば」になってしまう自信がある私なのでした。
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